目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

大学2年の夏休み、講義から解放され自由気ままに過ごせる至福の期間(´ω`*)

 

私とゴリは地元もバイト先も一緒だったので

 

毎日のように打ちに行っていました♪

 

そんな中、私達の地元にちょくちょく遊びに来ていたのが

 

大学の友人であるコウキです。

 

コウキは、私達の地域から30キロ程離れた所に住んでいたのですが

 

とにかくツレ打ちが好きなので

 

わざわざ電車に乗って、こっちまで来ていたんです(笑)

 

だいたい打ちに行く前日の夜に来て

 

晩御飯を食べ行った後、銭湯に行き

 

3人でネカフェ、もしくは私の家に泊まって

 

明日何を打つか作戦会議をするというのがお決まりの流れでした。

 

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

 

夏休み中、3人で打ちに行った中で

 

私的にとてもおもしろくて、印象に残っている実践を

 

今回の記事で紹介したいと思います。

 

やっぱ、目押しって大事だね(´・ω・)

 

「夜のバイト終わってからそっち行くけん!たぶん21時くらいになると思う!」

 

昼にコウキから連絡を貰っていた私は

 

ゴリを車に乗せ、約束通り地元の駅までコウキを迎えに行きました。

 

「ホントよく来るね〜、電車代大丈夫なん?(笑)」

 

「平気、平気!勝てばいいっちゃろうもん!」

 

コウキはとてつもなく引き弱なので

 

8割方負けてしまうのですが(しかもかなりの額)

 

打ちに行く前は、誰よりもポジティブなんですよね(笑)

 

コウキを車に乗せた後、いつも通りの流れで晩御飯を食べに行き

 

銭湯に行った後、行きつけのネカフェに向かいました。

 

ネカフェでスロ雑誌を見ながら、明日何打つかをみんなで考えていると

 

「この新台面白そうじゃね?」

 

そう言って、コウキが私達に見せてきたページで特集されていたのは

 

当時新台で導入されたばかりだった

 

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

 

オリンピアの「パチスロキャッツアイ」

 

内容を確認してみると

 

「キャッツタイム」と呼ばれるARTとボーナスで出玉を増やす

 

王道のA+ART機

 

ARTの純増は1Gあたり1枚で

 

次回ボーナスまで続く無限ARTもあるとのこと。

 

キャッツアイというアニメには、特に思い入れはなかったですが

 

確かにゲーム性は面白そうと感じました。

 

当時は、新台に力を入れているホールもちらほらあったので

 

私もコウキの案に乗り、明日は新台のキャッツアイ狙いをすることに決定。

 

ゴリはそれまで一切パチスロを打っていなかったので

 

「ゴリは明日何のパチンコ打つの?」私がそう尋ねると

 

「う〜ん、キャッツアイのアニメ好きだし、自分も打ってみようかな〜。」

 

まさかのパチスロ打つ宣言が飛び出しました(笑)

 

「マジで!?目押し大丈夫なん?」

 

「ゲーセンで何回か打ったことあるし、ケータイのアプリもしてるから大丈夫と思う。」

 

本当に大丈夫かよ〜( 一一)

 

ちゃんと目押しできるか、かなり不安になりましたが

 

本人が打ちたいって言ってるし、別にノリ打ちでもなかったので

 

そのまま3人でキャッツアイを攻めることになりました。

 

翌朝、「早く準備せんね!行くばい!!」

 

コウキの大声で、半ば無理矢理起こされた私とゴリ

 

やべ!寝坊したか!と思い時計を見ると

 

時刻は朝の8時、なんだまだ8時じゃん。

 

昨日、混んでてもホールまで車で20分って説明したのに・・・

 

コウキって、大学の講義はいつも寝坊するくせに

 

打ちに行く前の朝は誰よりも早く起きるんですよね(笑)

 

おかげさまで、ゆっくりと準備を済ませ9時くらいにネカフェを出ました。

 

ホールに到着し、50人程の並びの中からいざ抽選開始!

 

ゴリとコウキは見事10番代の良番を引いていましたが

 

私は40番代とかなりケツの方・・・

 

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

 

新台2日目で導入台数も10台だったので

 

座れる可能性はほぼゼロでした( ゚Д゚)

 

ホント私っていつも抽選の引き最悪なんですよね・・・

 

2人はキャッツアイまでのルートを入念に確認しながら

 

やる気満々!!

 

入店が始まり、私も一応キャッツアイの島まで行きましたが

 

予想通り満席状態・・・

 

ゴリとコウキは無事にキャッツアイに座れていました。

 

空いたら教えて!と2人に声をかけ

 

私は、しぶしぶながら山佐の「バイオハザード」を打ち始めることに

 

打ち始めて30分程経った頃、突然コウキが私の所まで来ました

 

「ちょっと来てくれん?」

 

えっ!?もしかしてもう空いたのかな♪

 

若干期待しながら、コウキに付いて行くと

 

変わらず空き台はゼロ、コウキが打っていた台を指差したので

 

パッと見てみると、ボーナス確定の画面が

 

まさか、ボーナス引いたことを自慢したかったのか?

 

それだけで呼び出すなよ〜と思っていると

 

「ちょっと紫7見えんけん、目押ししてくれん?」

 

あっ、なんだ、そういうことね(笑)

 

コウキは目押しが苦手なんです。

 

戦国無双の無限ARTを目押しミスで終了させる

 

衝撃的な光景を何度も見てきたことを忘れていました(笑)

 

私がサッと紫7を揃えると

 

「すまん・・・」

 

コウキは少し恥ずかしそうな表情を浮かべながら席に着きました

 

私もバイオに戻り再度打ち始めると

 

15分程経った頃今度はゴリが現れました。

 

「ごめん、ボーナス揃えてくれん?」

 

お前もかい!(笑)

 

ボーナス確定画面には、青7が告知されていました。

 

こんなにハッキリ見える青7も珍しいけど・・・

 

そう思いながら青7を揃えてあげると

 

「さすが!ありがとう!」

 

ゴリは嬉しそうにボーナスを消化していました。

 

私も初打ちの時は、緊張してなかなか7揃えられなかったなぁ〜

 

少し懐かしい気持ちに浸りながら

 

合計2時間程バイオを打ちましたが

 

単独ボーナスがゼロで高確中のチェリーでもARTに当選しない・・・

 

うん、これは無いな!

 

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

 

バイオのイベントでもなかったので

 

高設定を期待すること自体間違っていたんですけどね(;^_^A

 

もう辞めようかと考えていた頃に

 

コウキから「キャッツ空いたぞ!」とメールが来ました。

 

持ちメダルを持って急いでキャッツの島に行くと

 

空いていたのが、丁度コウキとゴリの間の台♪

 

やっと3人並びでキャッツを打ち始めることができました。

 

2人は既に1000枚程出してて、お互いART中。

 

ゴリはちゃんと目押しできてるのかなぁ〜

 

気になってART中の様子を見守っていると

 

まさかのオヤジ打ち!!(笑)

 

目押しが下手なコウキとゴリのパチスロデビューの話

 

キャッツは、青・オレンジ・紫の3つのチェリーがあり(7枚の払い出し)

 

ART中は、どれが成立してるか色ナビで教えてくれるんですが

 

ゴリは完全にナビを無視しながら打っていたので

 

とてつもない勢いで7枚役を取りこぼしていました(^^)

 

傍からだと、何か攻略打ちをしているゴト師に見えていたかもしれません(笑)

 

「全然目押しできてないやん(笑)」

 

爆笑しながらゴリに問いかけると

 

「うん、オレンジとパープルは捨ててる。」

 

なんとも男らしい発言が返ってきました(笑)

 

「ゴリ、最初は青も見えてなかったけん、少しづつ慣れてきとるよ!(笑)」

 

そう笑いながら話すコウキも

 

半分くらい紫ナビをミスっていましたね(笑)

 

めっちゃもったいないなぁと思いながらも

 

さすがに毎回目押ししてあげるのも面倒くさかったので

 

ゴリが目押しを練習する良い機会だと

 

完全スルーしていました。

 

練習代にしてはあまりにも大きすぎる代償ですけどね(笑)

 

ART中にもかかわらず、少しづつ出玉を減らしていくゴリ

 

紫ナビが見えないことで、純増0.5枚くらいしか増えていないコウキ

 

両サイドの地獄絵図を眺めながらキャッツを打ち続けたんですが

 

どうも私の台は低設定らしく、全くボーナスが引けない・・・

 

ようやくARTに入っても、最短の50Gで終わるという散々な展開で

 

バイオの投資を合わせて5万負け・・・

 

一方、コウキとゴリの台は高設定なのか

 

ボーナス確率も軽く、ARTにもバンバン入っていたし

 

しかもロング継続( ゚Д゚)

 

最終的にコウキが約4000枚

 

あれだけ7枚役を取りこぼしていたゴリも

 

2000枚程出していました。(普通に打っていたら何枚でていたんだろう・・・)

 

私は大敗してしまいましたが

 

それ以上に、真剣な表情で終始オヤジ打ちを貫くゴリと

 

紫ナビをミスる度に恥ずかしそうな表情を浮かべるコウキが面白すぎて

 

楽しかった思い出として私の記憶に残っています(^^)/

 

ちなみに、キャッツをきっかけにゴリはパチスロにどっぷりハマったようで

 

それ以降、パチンコよりもパチスロメインで打つようになっていましたね。

 

3人で色んなホールに遠征していた夏休み。

 

本当に楽しかったなぁ〜♪

 

 

 

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