ゴリがパチンコにハマり始める

ゴリがパチンコデビューを果たして向かえた次の土曜日。

 

午前中でバイトを終え、特に予定もなかった私は

 

いつも通り地元のホールに打ちに行きました。

 

中に入り、何を打とうか悩みながら店内を徘徊していると

 

私の携帯にゴリから着信が

 

昼ご飯の誘いかな？と思い、急いで店の外に出て着信ボタンをポチッ

 

「もしもし。どうした？」

 

「朝一のバイト終わった？今何しよると？」

 

「バイト終わったよ。何も予定なかったけん、〇〇に打ち来とる。」

 

「やっぱりね(笑)どの辺おると？」

 

「えっ？今正面入り口の前におるけど」

 

「あぁ〜、あれか。後ろ、後ろ。」

 

パッと後ろを振り向くと、携帯片手に歩いて近づいてくるゴリの姿が見えました。

 

なんとなく現状が飲み込めた私は

 

携帯の着信を切り、ニヤニヤしながらゴリに近づいていきました。

 

「どうしたん？なんでここおると？(笑)」

 

「たぶん打ち来るなと思って(笑)自分も午前中別の店で打ってたんよ。」

 

「マジで！一人で打ち行ったん！？勝ったと？」

 

「いや、今5000円負けとる。どうせなら一緒に打とうと思って。」

 

そうです。前回の初打ちでゴリはしっかりとパチンコに侵されていたのです(笑)

 

何打とうか？とゴリに尋ねると

 

前に私が面白いと話していた、ヱヴァが打ってみたいとのことだったので

 

二人並びでエヴァンゲリオン奇跡の価値は(キセカチ)を打ち始めました。

 

私は、少しでもアツくキセカチを打ってもらいたい一心で

 

これが来たらアツい、このリーチに発展したらアツいなど

 

キセカチの脳汁ポイントを自分なりにわかりやすくゴリに説明していました。

 

うん、うん。と私の話を聞きつつも

 

相変わらず険しい表情で打つゴリ（笑）

 

二人とも特に何も起きず、先に一万円が無くなったゴリは

 

くそっ！この前の勝ち分が消えた！と早くもぼやきだす始末。

 

このまま辞めるのかな〜と様子を伺っていると

 

ゴリはゆっくりと財布に手をかけ、そっと追加の一万円をサンドに投入。

 

 

おっ！まだやる感じか。いいね〜♪

 

ゴリの内に秘めた闘志を感じとった私も、もちろん追加投資。

 

なんとかキセカチの面白さを体感してもらいたかったので

 

自分の台よりも、ゴリに何かアツい展開起きてくれ〜と願っていました。

 

すると、ゴリの台から不意に「ドゥルルルル！」と聞き覚えのある音が・・・

 

もしや！と思いパッとゴリの台を見ると

 

 

まさかの二号機格納庫背景！！( ﾟДﾟ)

 

「おおぉ〜！これヱヴァの中で一番最高の演出！」

 

「格納庫！！これでただけで確変確定なんよ！」

 

「えっ！ホントに！？」

 

「マジ、マジよ！すげぇ〜、初打ちでこれ出すか〜」

 

一気に興奮度MAXではしゃぎだした私に対し

 

ゴリは半信半疑なのか、心配そうな表情でリーチを見守っていました。

 

まぁ当然のように確変大当たり。

 

当たった瞬間、こちらを向きニコッと笑顔を浮かべ握手を求めてきたゴリ

 

私もやったな！という表情でグッと手を握りました。

 

その店に置いてあったキセカチが

 

割と珍しいVFタイプ(確変継続率74％で連荘性能が高い)だったこともあり

 

リラックスロングはでるわ、次回予告はでるわ、ストーリー行きまくるわで

 

そこから怒濤の連荘がスタート！！

 

ビギナーズラック恐ろしや・・・

 

最終的に、一撃で30000発弱の出玉を叩き出していました！

 

最初の方は、一喜一憂していた私も

 

途中から、自分でもこんなに連荘したことないのに・・・と嫉妬心が芽生え始め

 

だんだん苦笑いになっていったのを覚えています（笑）

 

ゴリも、次々に増えていくドル箱と周りの視線に不安を感じていたらしく

 

 

途中からは、ほぼノーリアクションで淡々と打っていました。

 

その間私も当たりを引いた記憶はあるのですが

 

ゴリが大勝したという印象が強すぎて、勝敗は覚えていません(笑)

 

長い連荘を終えたゴリは、少しホッとした表情を浮かべ即ヤメ

 

その店は等価交換だったので、約10万円勝ちの大勝利！！

 

その日の晩御飯をおごってもらったのは言うまでもありません（笑）

 

こうして、驚異の引き強で2回連続勝利を収めてしまったゴリ・・・

 

当然のように、パチンコ・パチスロにどっぷりハマっていくことになります( ﾟДﾟ)