パチンコ依存症になった原因は、デパートのメダルゲームだった。
私の母は、パチンコが大嫌い!!
その原因は、私が3歳の頃に病気で亡くなった父親が
大のパチンコ好きだったからです。
仕事帰りに打ちに行って、帰りの電車賃が無くなり
数時間かけて歩いて帰ってきたことがあるという話を
何度も母に聞かされていました。
パチンコが原因でよく夫婦喧嘩もしていたそうです(笑)
母的には、パチンコしなかったら健康的で明るい良い夫だったみたいですけどね(;^_^A
そんな母の苦い思い出から
ギャンブルは絶対やっちゃダメよ!と幼いころから言われ続けていたので
ギャンブルは良くない事なんだなぁとぼんやり思っていました。
結局のところ、私はパチンコ・パチスロにのめり込んでしまうわけですが
一番最初のきっかけは
小学生の頃に遊んだデパートのゲームコーナーにあったメダルゲーム。
母の買い物に付いていった時
何百円か渡されてゲームコーナーで暇つぶしをすることがお決まりだったのですが
何度かメダルゲームで遊んでいるうちに
BETして当たったら大量にメダルが放出されるゲーム性に夢中になっていったんです(*´Д`)
やべぇ!めっちゃ面白い!!
メダルゲームがしたい気持ちが強すぎて
お母さん!ダイエー(当時よく行っていたデパート)に買い物行こうよ!と
自分からお願いすることも多くなっていきました。
徐々に真剣な眼差しでメダルゲームをするようになっていく私(=゚ω゚)ノ
さすがに母もまずいと感じたのか
メダルゲームはダメ!!と怒られるようになり
それから当分の間は、メダルゲームをやることはなかったのですが
今考えると、その時に賭け事は楽しいという意識が芽生えてしまったことが
パチンコ依存症になってしまった原因だと思います。
中学卒業後にパチスロゲーセンに行くようになる。
それから月日は流れ、メダルゲームのことなどすっかり忘れていた私。
しかし、あることがキッカケで
私のギャンブル熱が再び燃えがってしまうことになります( ゚Д゚)
それは、中学を卒業して、高校入学まで遊びまくっていた時でした。
同級生のK君から、「ゲーセンでパチスロしようぜ!」と誘われたんです。
パチスロ?確かパチスロって、パチンコと一緒でギャンブルする為の機械だよなぁ・・・
直観的に、手を出したら危なそう・・・と感じたんですが
特に断る理由もなかったので
そのまま、K君と一緒にパチスロゲーセンに向かったんです。
チャリをこぐこと約10分、目的地のゲーセンに到着。
いざ中に入ると、ヤンキーっぽい高校生や中年のおじさん達がいっぱい( ゚Д゚)
なんか不気味で怖いな〜と感じたことを覚えています。
恐る恐るK君に付いていくと
スッと台に座り「これが面白いんだよ!」と打ち始めたのが
4号機の初代「北斗の拳」でした。
とりあえず、私も隣の台に着席。
そのまま、K君が打つのをしばらく眺めていたら
いきなりK君が「2チェが来たからもう少しで当たるかも!」と言いだしました。
何言ってんだコイツ?と思いながらも
「へぇ〜」と適当に相槌を打っていると
突然、台から「ボーナス確定!」との音声が。
「よっしゃ、入った!」とK君がドヤ顔でコチラをチラリ(笑)
「これで7を揃えたら当たりやけん、揃えてみてよ!」と言われたので
言われるがまま、7を狙ってボタンを押してみたのですが
当然のように、初めての目押しなので全くタイミングがあわず・・・
「難しかろ〜、クレジットも無くなりそうやけんやっぱ俺が揃えるわ!」
軽快に7を揃えた後、ねっ!みたいな感じでまたドヤ顔(笑)
今考えると相当ウザいと思いますが
グレーな場の雰囲気の中、慣れた手つきでパチスロを打つK君が
ちょっぴり大人っぽくてカッコよく感じたんですよね(;^_^A
その日以降、ちょくちょくとスロゲーセンで遊ぶようになり
行くたび、北斗の拳ばかり打っていました。
目押しを覚え、ゲーム性を理解していくうちに
徐々に、パチスロおもろいじゃん!って思うようになり
気付けば、コンビニでパチスロ雑誌を読み漁るようになっていました。(ほとんど北斗の拳の記事)
おかげさまで、スロゲーセンに行った数カ月後には
「第一消灯からリプレイだから本前兆確定だよ」と
K君に教えられるくらいまで、すくすくと成長(笑)
そして、知識が身に付き、目押しにも自信がでてくると
本物のホールで打ってみたい!という感情が芽生え始めたんです・・・
ただ、母にはずっとギャンブルはダメ!と言われ続けていたので
行っちゃダメだ!絶対行っちゃダメだ!!
なんとか行きたい衝動を抑えていたんですが
いとも簡単にその決意は崩れ去ってしまいます。
なぜなら、ホールで実践できる最大のチャンスが私に訪れてしまったから。
それは、お正月にもらうお年玉。
高校生になったら今までより多くお年玉をもらえるようになった人も多いと思うのですが
私もそうでした。中学までは全部で2〜3万円ほどだったのですが
確か5万円くらいだったかなぁ〜?高校生になったとたん
今までの倍程もらうことができたんです( ゚Д゚)
毎年ほとんどのお年玉を母に預けていたのですが
今まで2〜3万預けていたんだから
今回も同じくらいの額渡して後は手持ちで確保しとくべ!!
10代特有の悪知恵が発動(笑)
そして、ドキドキしながら
いざ、実際貰った額の半分しかないお年玉を母に渡してみると
「そうね、わかった〜」と特に怪しまれることもなく
見事、3万程のへそくりを作ることに成功しました( `ー´)ノ
今考えると、母もわかっていたけど
高校生になったから多少目をつぶってくれていたのかと思います。
なにはともあれ、思わぬ大金を手にしてしまったホールに行きたい欲全開の私。
当然のように、3〜4千円負けてもそこまで痛くないし
試しに行ってみよう!という思考になり
実際に、ホールで打ってみることにしたんです。